「知られざる天才 ”ギフテッド”の顔」 NHK クローズアップ現代

キッズプログラミング

先日(2019年8月28日)NHKテレビにて
「知られざる天才 ”ギフテッド”の顔」 NHK クローズアップ現代
が放映されました。

見たこと、聞いたときの記憶を映像のように思い出す。
小学校の時受けたIQテストで、ずば抜けたIQだった。でも学校の成績は悪い。
数学の解決されていない問題を研究していて、一部の課題が解けたとき。
小学校の時に連立方程式を解いていました。譜面は読めませんがバイオリンを弾けました。
3歳のとき、親がフランス語学習に使用していた会話CDを60分丸々暗記し、さらにレッスン番号を言われると対応する会話を再生していました。
漢字を見ただけで覚えられたり、観た映画を脳内で忠実に再生出来る。
いわゆる”天才”と呼ばれる特殊な能力に秀でた子供達のことです。
でも実はこの子たちが非常に悩んでいるのです。
義務教育の前、保育園の時から感じていました。年長のときに保育園のクラス全員でひらがなのペーパーをやっている時、みんなが一生懸命練習しているのですが私はもう書けるので「はじめて」と言われてすぐ終わって、すぐに先生に提出に行くのです。すると先生が不機嫌になり、とても怖かったです。
一年生の頃のテストで、掛け算を使ったら”習っていないから”と言う理由でバツにされた。答えはあっているのに、一つのやり方しか許してくれないことに不満はあった。
完全に理解していても、自習などが認められず、周りと同じように授業を受けなければならなかったとき。
中学生の時に、公式の成り立ちについて疑問を抱き先生に回答を求めた。回答は「意味なんてない。覚えろ」の一言。以来、学校の授業に対して意欲を失った。
質問したりすると逃げてしまうような先生がいた。
関心のないことにはまったく興味がわかないので、算数・理科はクイズパズル感覚で遊びの延長としてほとんど100点、国語・社会は20~30点という極端なものでした。
少し浮いたような特徴のため、他の生徒からイジメにあいました。先生には何もしてもらえず、不登校のようになりました。高校は普通校に一応進学しましたが、大人や周囲の人への不信感から続けることが難しく退学しました。
敏感すぎる感受性が仇になったのか、ほぼ9年間不登校でした。
中学高校になじめず高校二年で中退、大検を取得し二年飛び級する形で米国ワシントン州のコミュニティカレッジに進学。
小1の時点で小学校で学習する漢字はほぼ書けたのですが、「周りの児童に悪影響を及ぼすので、習っていない漢字は書いてはいけない」と言われ、連絡帳に書いた漢字を全て消して平仮名に書き直すように言われました。かけっこや縄跳びができる子は「速く走っちゃダメ」とか「二重跳び禁止」とか言われないのに、勉強が得意な場合はなぜ横並びにしなければいけないのか、子供ながらに不思議に感じていました(しかも、テストで順位を決めたり、ドリルでどれだけ早く終わったかは競争させるので、謎はますます深まりました)
周囲に溶け込めず不登校になったり様々な悩みに直面しています。
NHKのサイトには様々な情報を発信して、悩みを解決する手助けをしています。
●ギフテッド応援隊 https://www.gifted-ouentai.com/(NHKサイトを離れます)
ギフテッドの子どもを持つ親の全国規模のコミュニティーとして2017年1月に設立。SNSによる交流や情報発信、勉強会・お茶会などのイベント企画を軸として活動しています。

●JAPAN MENSA https://mensa.jp/(NHKサイトを離れます)
「人口の上位2%のIQを持つ人」が参加する国際グループMENSAの日本支部で、会員同士の交流の場を提供しています。入会には、MENSA主催の入会テストを受けることが必要です。詳しくはホームページで確認ください。

大切なことは、子供が幸せになれるかどうかです。その点に集中して子育てをすることが一番なのではないのでしょうか?
パソコンが得意な小学生も、目標は幸せな人生を送って行って欲しいものです。

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